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新潟県長岡市よりひっそり発信中。 ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★☆
総評:轟音の上に轟音が重なる、長編大作。


毎朝コンポのリモコンでテレビをつけようとしてしまいます。
学習能力のないハオリンです♪

本日も長岡市は大雪に見舞われており、
寒くて部屋から出る気力すらありません。

さて、本日紹介するアルバム(一応マキシシングル?)は、
轟音ポストロックの完全版、
モグワイの『My Father My King』(2001年発売)です。
プロデュースしたのは、ワタシの大好きなSteve Albiniです。

このアルバムはワタシが大学4年生の冬休みに買いました。
その時はまだ就職が決まっておらず、ピリピリしていた時期でした。

そんな時に、こんな恐ろしくダークなアルバムを、
部屋に篭もって大音量で聴いていたものですから、
母親が心配になったらしく、
「ハオリン、大丈夫なの!?」とすごい剣幕で、
部屋に入って来たのが忘れられません(笑)

余談はさて置き、この”My Father My King”という一曲で、
轟音ポストロックは終焉を迎えたと言っても過言じゃないと思います。
中盤で轟音MAXを迎えたかかと思いきや、
後半に向かってさらにまだまだ歪む、歪む!
よく、こんなノイズの壁をCDに収められたかと思う程です。
デイヴ・フリッドマンのプロデュースじゃ、こうはいかなかったでしょう。

このアルバムと、GODSPEED YOU! BLACK EMPERORの、
『Lift Your Skinny Fists Like Antennas to Heaven』の2枚で、
ワタシの中のポストロック・ブームは終わりました。

だってこんな傑作の後に、どんなポストロック・バンドのアルバムを聴いたって、
結局どれもイマイチに感じてしまうようになったんですから。

はっきり言って現状のポストロック・シーンは、「きりがない」の一言です。



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採点:★☆
総評:期待してなかったけど、それ以下だった。。


小学生のとき、遊びにきた友達から、
「ハオリンのおうちって、カリントウみたいな匂いがするね!」って言われました。
たまに実家に帰ると、やっぱりカリントウの匂いがします。
小さい事を気にするハオリンです♪

さて、今日聴いてみたアルバムは、
Sweeper Social Clubのデビューアルバムです。

「元レイジ・アゲインスト・ザ・マシーンのトム・モレロが、
ザ・コープのブーツ・ライリーらと結成した新バンドのデビュー作。
グルーヴ感のあるヘヴィ・ロックにヒップホップ・スタイルの歌が絡んだ、
ストリート色漂う作品に仕上がっている。」だそうです。

申し訳ないのですが、ギターがトム・モレロって事以外、
何の魅力も感じませんでした。

逆に言えば、トム・モレロってブランドが無ければ、
聴こうとさえ思わないアルバムです。

内容はRATMに近いような気がしましたが、
悲しいくらいにコンパクトにまとまっていて、
RATMみたいな圧倒される攻撃感が全くなかったです。
曲によっては、オレンジレンジ(?)みたいな印象を受けました。

それから、普段ヘビーロックなんて聴かないもんで、
そう感じたのかもしれませんが、
Rage Against The MachineやAudioslaveと違って、
”あくまでサイド・プロジェクト”って雰囲気がプンプンしている気がします。

ま、それは別として、トリッキーなギターが十分楽しめますし、
単純にトム・モレロのギターが好きっていう方には、
とてもいいアルバムだと思います。


採点:★★★
総評:ツインピークスを思い出す。

おっす、おらハオリン!
2次会のカラオケで”ロマンティックあげるよ”を歌ったぞ!
改めまして、ハオリンです♪

本日紹介するアルバムは、
Portisheadの10年振りとなるサードアルバムで、
タイトルもそのまま『Third』です。

1997年、深夜のBEAT UKで観た、
”All Mine”のPVは衝撃的でした。
こんなにも、寝付の悪くなる音楽があるんだなと、
恐怖すら感じたのを覚えています。

そのPVに登場していた少女のインパクトがあまりにも強かったので、
てっきりその少女がボーカルだと思っていました。

あれから12年、
てっきり解散したのかと思っていたPortisheadですが、
いつの間にか3rdアルバムをリリースしていました。

残念ながら、傑作と言われている2nd『Dummy』はCDが聴いたことがないので、
1st『Portishead』との比較しか出来ませんが、
1stに比べると、恐怖度、暗さ、重さが減り、
随分と聴き易くなっているような印象を受けました。

それから、何だかロック色が強くなったような気がします。
ソニックユース的というか、トラウトロック的ですね。

あとは、1stを聴いた時は、全く感じませんでしたが、
歌声はビョークみたいです。

最後に、これはワタシだけかもしれないんですが、
ポーティスヘッド聴くと、ドラマ『ツインピークス』を思い出しませんか?

何て言うか、雰囲気が似ているんですよ、
ロードハウスで歌っているクラブ歌手と(笑)。




ついでにワタシが恐怖した、”All Mine”のPVも是非観てください。

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ハオリン
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 CDレビューのブログで始めたつもりが、いつの間にか戯言日記と化してしまいました。何卒お付き合いください。
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