名盤・迷盤 勝手にCDレビュー
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新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
ja
2010-10-26T22:52:01+09:00
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I Am Robot and Proud / Uphill City
採点:★★★
総評:気楽に聴き流しても耳に残るハッピー・エレクトロニカ
本日紹介するアルバムは、
I Am Robot and Proudの4thアルバム、
『Uphill City』(2008年リリース)です。
このI Am Robot and Proudは、
カナダはトロ...
採点:★★★
総評:気楽に聴き流しても耳に残るハッピー・エレクトロニカ
本日紹介するアルバムは、
I Am Robot and Proudの4thアルバム、
『Uphill City』(2008年リリース)です。
このI Am Robot and Proudは、
カナダはトロントで活動する中国人、
ショウハン・リエムによる1 人ユニットだそうです。
内容自体はCMのテーマソングにでも使われていそうな、
非常に解りやすいポップ・エレクトロニカという感じです。
中国人ということもあって、ところどころのフレーズは、
中国っぽいのが特徴です。
良く言えば、敷居が低く子供でも楽しめるアルバムですが、
悪く言えば、ちょっとした機材とPCの知識があれば、
誰でも作れそうなアルバムという印象が残ります。
今回ワタシがこのアルバムを紹介した理由は、
「音楽なんぞ必ずしも集中して聴く必要はない」と、
教えてもらったような気がしたからです。
例えば、家族で食事をしながら音楽を聴く。
そんなときのBGMって、
意外に適当な音楽が見つからないもんです。
大抵のロックのアルバムは「うるせー!」と言われ、
気を遣って静かなものをチョイスすると、
今度は「何か気が落ち込むから止めてくれ」言われ、
結局ガラにも無く、ジャズやクラシックを聴いていました。
不思議な事にこのアルバムは、
我が家の食卓に上手く馴染んでくれて、
かなり重宝しております。
つまりこれは音自体が主役となるアルバムではなく、
あくまで日常生活のBGMとして欠かせない、
脇役的名盤ですね。
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★★★:優秀作品
2010-10-28T12:52:36+09:00
ハオリン
NINJA BLOG
ハオリン
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Superchunk / Majesty Shredding
採点:★★★☆
総評:円熟期を超えて再び始動
ハオリンです。
ブログの更新をサボっていたので、未聴のCDが増えまくっています。
しばらくは2010年発売のアルバムを中心に紹介します。
本日紹介するアルバムは、
Superchunkの『Majesty Shredding』(20...
採点:★★★☆
総評:円熟期を超えて再び始動
ハオリンです。
ブログの更新をサボっていたので、未聴のCDが増えまくっています。
しばらくは2010年発売のアルバムを中心に紹介します。
本日紹介するアルバムは、
Superchunkの『Majesty Shredding』(2010年)です。
なんと結成21年目、ノースカロライナ産の大ベテラン。
実に9年振りとなる9作目の作品です。
待ちに待ったというべきか、
もはや待っていたことすら忘れていて、
「え、もう新作出てたの?」って呆気にとられました。
しかも、リリースを知ったのは楽天レンタル。
発売日にレンタル可能作品になってるし…。
と、何だか肩透かしをくらってしまった一枚です。
ワタシの中でこのバンドは、
1997年の『Indoor Living』と1999年の『Come Pick Me Up』で、
ひとつのUSインディ・ロック界の頂点を極めたという印象があります。
その二作品の完成度があまりにも高過ぎたので、
続く2001年『Here's To Shutting Up』は、
脱ローファイして音質も良くなったぶん、
コンパクトにまとまり過ぎて、がっかりした記憶があります。
さてさて、肝心のこのアルバムの感想ですが、
予想通りバンド再始動的な、勢いのある内容になっています。
デモ音源みたいな音質で先行発売された、
"Learned to Surf"のバランスもだいぶ改善されてます。
ま、前作同様に上手くまとまり過ぎてる感は否めませんが、
9年振りの作品としては、大きく期待を裏切らない、
なかなか聴き応えのある作品ではないでしょうか。
音質がもうちょっとペナペナ(?)してたら、
随分と印象が変わったかもしれません。
特にギターの歪みと音圧が、イマイチワタシの好みじゃないです。
やっぱり、Superchunkがローファイがしっくりくると思います。
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★★★☆:年間ベスト
2010-10-26T19:08:51+09:00
ハオリン
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ハオリン
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Deerhunter / Halcyon Digest
採点:★★★★☆
総評:中毒性たっぷりのサイケ・インディロック
ハオリンです。
誰にも気付かれないように、こっそり更新再開します・・・。
さて、本日紹介するアルバムは、
Deerhunterの4thアルバム『Halcyon Digest』(2010年発表)です。
今年も既...
採点:★★★★☆
総評:中毒性たっぷりのサイケ・インディロック
ハオリンです。
誰にも気付かれないように、こっそり更新再開します・・・。
さて、本日紹介するアルバムは、
Deerhunterの4thアルバム『Halcyon Digest』(2010年発表)です。
今年も既に残り2ヶ月余り、
Vampire Weekendの『Contra』は素直に今年の代表作とは言えず、
Foalsの『Total Life Forever』も飛び抜けて名盤とは言えず、
モヤモヤしたまま一年を終える予感がしていましたが、
ここに来てDeerhunterが頭ひとつリードという感じです。
ま、あくまでワタシの基準ですから参考にならないですが。
もはや絶滅しつつある、90年代後半のUSインディ・ロックを踏襲しながらも、
Velvet Undergroundやジョン・レノンさえ彷彿させる、
ノスタルジックなサイケデリック感と甘美なメロディがたまりません。
軽やかで気だるい曲の心地よさに身を委ねていると、
薄暗い部屋の隅から悪魔に手招きをされているような、
不思議な感覚に陥ります。
浮遊感のある、まるで白昼夢を見ているようなアルバムです。
こういうアルバムは何十回でも聴けちゃいますね。
間違いなく2010年のベストアルバム!!
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★★★★☆:超名盤
2010-10-23T15:35:28+09:00
ハオリン
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ハオリン
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Tool / Lateralus
採点:★★★★
総評:恐ろしく高い完成度。これぞワタシのドライブ・ミュージック♪
父の日に送った地ビール詰め合わせが、なんと我が家に届きました。
うっかり配送先を自宅にしてしまったハオリンです・・・。
サプライズ台無し!!ゴメンネ、お父さん!
本日紹介するアルバムは、
Too...
採点:★★★★
総評:恐ろしく高い完成度。これぞワタシのドライブ・ミュージック♪
父の日に送った地ビール詰め合わせが、なんと我が家に届きました。
うっかり配送先を自宅にしてしまったハオリンです・・・。
サプライズ台無し!!ゴメンネ、お父さん!
本日紹介するアルバムは、
Toolの『Lateralus』(2001年)です。
現在でこそ、草食系バンドばっかり聴いていますが、
こんなワタシもかつてモダン・ヘビネス至上主義な時代がありました。
その頃に一番好きだったのがHelmetで、
その次にハマっていたのがDeftones、そしてこのToolです。
Toolで一番思い入れのあるアルバムは、
この一つ前になる、『Aenima』なんですが、
アルバム全体の完成度の高さはこちらの方が遥かに上だと思います。
いやいや、完成度が高いって言い方より、
むしろ完璧過ぎて恐怖すら感じてしまうアルバムです。
このバンドは不思議なところがあって、
ギターよりもベースの方が、
メロディアスな”ギターっぽい”フレーズを弾くんです。
逆にギターはドッシリしたリフをガツガツ刻む感じで、
その逆転作戦が何ともアルバムの怪しい雰囲気を醸しています。
それからドラムは超・超・超バカテクで、
千手観音が叩いている気がしてなりません。
ボーカルは、なんとも表現豊か。
この演奏の中に見事に溶け込む、妖怪と言った感じです。
21世紀のキングクリムゾンという肩書きもある位ですから、
プログレ好きな方にも聴いていただきたいですね。
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★★★★:名盤
2010-06-22T12:02:46+09:00
ハオリン
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ハオリン
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Grizzly Bear / Veckatimest
採点:★★★☆
総評:地味なんだけど、不思議と耳に残る名盤。
最近、馴染みのコンビニのおばちゃん店員おばちゃんがタメ口です。
「どうする?ストロー使う?」って、あんた友達か!?
些細な事が気になるハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
ブルックリン出身のバンドGrizzly...
採点:★★★☆
総評:地味なんだけど、不思議と耳に残る名盤。
最近、馴染みのコンビニのおばちゃん店員おばちゃんがタメ口です。
「どうする?ストロー使う?」って、あんた友達か!?
些細な事が気になるハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
ブルックリン出身のバンドGrizzly Bearの、
『Veckatimest』(2009年リリース)です。
このアルバムは前回紹介した、
Owl Cityのアルバムと一緒にツタヤでレンタルしました。
紹介文には「ポスト・アニマルコレクティブ」と書かれていましたが、
どちらかと言えば、以前紹介したFleet Foxesに通じる、
フリーク・フォークとかいうジャンルに属するものに近いです。
1曲目の”Southern Point”を聴いたときに、
背筋がゾクッとするような衝撃を受けました。
「やばい!これは物凄い名盤かも!?」と、
ドキドキしながら聴いていましたが、
その後は、何ていうか、良いのだけど地味…。
2曲目の”Two Weeks”は、ベン・フォールズ的というか、
ピアノエモのバンドにありそうな曲で、
3曲目は、Radioheadの『Bends』の曲をアコギにしたような感じです。
その後は暗めでサイケ色のあるフォーキィな曲が続きます。
そんな感じで、いいアルバムなんだけど、
明確にどこが良いのか掴めずに今日に至っています。
ただ、不思議な事にどの曲も耳に残るんです。メロディが。
それほどポップじゃないんですが、
何て言うか、念仏みたいに頭から離れません(笑)
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★★★☆:年間ベスト
2010-06-21T12:43:59+09:00
ハオリン
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Owl City / Maybe I'm Dreaming
採点:★☆
総評:アイドル歌手のアルバムですか?
初めてのデートは、長岡市青少年文化センターです。
わかる人だけ笑って欲しいハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
アメリカ・ミネソタ州出身のAdam Youngのソロ・プロジェクト、
Owl Cityの『Maybe I'm ...
採点:★☆
総評:アイドル歌手のアルバムですか?
初めてのデートは、長岡市青少年文化センターです。
わかる人だけ笑って欲しいハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
アメリカ・ミネソタ州出身のAdam Youngのソロ・プロジェクト、
Owl Cityの『Maybe I'm Dreaming』(2008年リリース)です。
ポスタルサービスに近いエモ寄りのエレポップといった感じですが、
何ともアイドル歌手のような音作りが気になってしまい、
最後まで聴けませんでした。
Svoyにも近いような印象を受けましたが、
Svoyよりも全体的に音が軽く、
爽やかエレポップ一本槍という感じです。
今回は残念ながらポップに作られ過ぎて、
完全にワタシの好みじゃなかったのですが、
「爽やかエレポップ」ってフレーズにピンときた方には、
聴いてみて損は無いアルバムです。
ポスタルサービスの『Give Up』が10点とするならば、
このアルバムは2点位ですね。
ポスタル聴いちゃったら、こんなアルバム聴くに値しないぜ!
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★☆:期待ハズレ!
2010-06-18T12:13:57+09:00
ハオリン
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Mum / Yesterday Was Dramatic
採点:★★★★
総評:ノスタルジック・エレクトロニカ
PontaカードのPonta君凄く可愛い。
些細な事に癒しを求めてしまうハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
mum(ムーム)のデビュー・アルバム、
『Yesterday Was Dramatic』(2008年リリース...
採点:★★★★
総評:ノスタルジック・エレクトロニカ
PontaカードのPonta君凄く可愛い。
些細な事に癒しを求めてしまうハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
mum(ムーム)のデビュー・アルバム、
『Yesterday Was Dramatic』(2008年リリース)です。
このアルバムは、ワタシが愛して止まない、
ツタヤ長岡川崎店のポストロックコーナーで発見しました。
お店の紹介文によると、
アイスランドの首都レイキャヴィーク出身の4人組で、
ビョークやシガー・ロスと交流のあるというとのことです。
期待に胸を膨らませて聴いてみましたが、
何ともほんわかとしたエレクトロサウンドが実に心地良い!
Ponta君ばりにワタシを癒してくれました。
ノスタルジックなエレクトロサウンドに、
鍵盤ハーモニカ等の人肌を感じる楽器が控えめに乗っていて、
一日の締めくくりにベッドで聴きたくなるようなアルバムです。
時折聴こえてくる、タップダンスのようなリズムや、
2曲目のフラメンコ的なフレーズも面白いです。
曲のタイトルもノスタルジックな雰囲気を感じます。
後半にシューゲイザー風女性ボーカルの入った曲がありますが、
それはちょっとイマイチでした。
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★★★★:名盤
2010-06-17T12:20:37+09:00
ハオリン
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Pink Floyd / Dark Side Of The Moon
採点:★★★★
総評:4000万枚のメガ・セールスはダテじゃない!
Pink Floydの『Dark Side Of The Moon』(邦題:『狂気』、1973年リリース)
もはや語り尽くされたアルバムなんでしょうが、
ワタシにとっては何だか敷居の高い音楽のような気がして、
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採点:★★★★
総評:4000万枚のメガ・セールスはダテじゃない!
Pink Floydの『Dark Side Of The Moon』(邦題:『狂気』、1973年リリース)
もはや語り尽くされたアルバムなんでしょうが、
ワタシにとっては何だか敷居の高い音楽のような気がして、
なかなか聴けずにいました。
しかし、ワタシの好きなFlaming Lipsが、
先日この全曲をカバーしたアルバムを出しちゃったもんで、
どうせならオリジナルの方も聴いてみようと、
一念発起して聴いてみることにしました。
さて、ここ10日位、毎晩眠る前に聴いているのですが、
初めの頃と徐々に印象が変わってきています。
初日は、前半3曲位でウトウトしてしまい、
「70年代の刑事ドラマのエンディングテーマみたいな曲だな~。」
「意外とトランス・テクノ的な面白さがあるなぁ~。」
「電話のベルみたいなのがうるさいなぁ~。」
という、何ともテキトーな印象しか残っていませんでした。
3日目辺りから、
「何この、演奏の上手さ!全く隙が感じれないィィィィ!」
「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」
と、徐々(ジョジョ)に好印象に変わってきました。
やがて1週間が経ち、
1000回リピートで聴いても飽きが来ない歴史的名盤なんだと、
いつの間にか狂気中毒に成り果ててしまいました。
ワタシのような3分ポップで育ってきた貧弱者には、
なかなかこういう大作コンセプトアルバムは、
奥手になってしまいがちですが、
これをチャンスに、ピンク・フロイドの他のアルバムや、
キング・クリムゾンにも手を伸ばしてみたいと思います。
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★★★★:名盤
2010-06-16T11:37:52+09:00
ハオリン
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Animal Collective / Merriweather Post Pavilion
採点:★★★★
総評:サイケでドリーミーなファンタジーポップ!
ヒーハー!!ワールドカップ!!
…すみません。言ってみたかっただけです。
ブラマヨ小杉にゾッコンのハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
Animal Collectiveの『Merriweather Post...
採点:★★★★
総評:サイケでドリーミーなファンタジーポップ!
ヒーハー!!ワールドカップ!!
…すみません。言ってみたかっただけです。
ブラマヨ小杉にゾッコンのハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
Animal Collectiveの『Merriweather Post Pavilion』(2009年)です。
こりゃあ、評判通りの名盤です!
前作の『Strawberry Jam』もなかなかの傑作でしたが、
こちらはよりエレクトロ度が増し、
幽玄な音響空間作りに重点が置かれいて、
終始脳内トリップ状態です。
それでいて、ローファイな質感もあって見事です。
まず、1曲目の”In The Flowers”がMercury Revみたいで、
ワタシのサイケデリックなツボを直撃し、
2曲目”My Girls”は、
ブライアン・ウィルソンを彷彿させる飄々としたボーカルと、
徐々に盛り上がってくる演奏にワタシのハートは撃沈。
3曲目”Also Frightened”では、
はサイケ期のビートルズにも通じるコーラスに興奮し、
後はひたすら身を任せてファンタジーの世界に浸りました。
1曲1曲に焦点を絞れば、
前作の『Strawberry Jam』の方が好みなんですが、
アルバム全体を通して聴くと、このアルバムの方が断然名盤ですね。
ツタヤレンタル・コーナーにありますので、
興味のある方は借りてみてくださいませ。
ちなみに、ワタシがこのCDを入手したのは、
見附市今町のひらせいのツタヤです。
あそこはコミックレンタルもあって、
ハオリン一家の巨大テーマパークです(笑)
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★★★★:名盤
2010-06-15T12:13:38+09:00
ハオリン
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Television / Marquee Moon
採点:★★★★☆
総評:絶妙なバランスが織り成す、官能的アンサンブル
『探偵!ナイトスクープ』は、いやらしい番組だと思っていました。
長原探偵が好みのハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
1977年にリリースされたTelevisionのファーストアルバム、
『Marque...
採点:★★★★☆
総評:絶妙なバランスが織り成す、官能的アンサンブル
『探偵!ナイトスクープ』は、いやらしい番組だと思っていました。
長原探偵が好みのハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
1977年にリリースされたTelevisionのファーストアルバム、
『Marquee Moon』です。
ちなみに今ワタシの手元にあるものは、
2003年に再発されたリマスター音源で、
ボーナストラック5曲が追加されたものです。
初めてTelevisionを聴いたのは、
1998年に発売されたベスト盤だったんですが、
その時は全然良さが理解出来ませんでした。
ヴェルヴェット・アンダーグランドを祖とする、
NYのアンダーグラウンド・シーンを正統に受け継いだ伝説的パンクバンドってことで、
てっきりSonic Youthみたいなノイジーなものを想像していました。
ところが、肝心のギターはペナペナしているし、
それに加えてボーカルが超ヘロヘロと、
大きく期待を裏切られたもんで、
2、3曲聴いて、ずっとCD棚に入ったままになっていました。
そんな感じで、あまりいい印象のないバンドだったんですが、
Vampire WeekendやClap Your Hands Say Yeahを聴いていたら、
妙に気になってきたもので、
今回このアルバムに絞ってじっくり聴いてみようと思った次第です。
何を今更って感じでしょうが、このアルバムは超名盤ですね。
きっちり左右に分かれた2本のギターの絡み合いは何とも官能的で、
ハイハットが特徴的なドラムに、メロディアスなベースが重なって、
もはや完璧としか言えない様な演奏です。
また、それらが決してゴチャゴチャせずに、
スカスカな音でまとめられているのが妙に心地よいです。
曲の構成がシンプルなのも洗練された感じがして見事です。
ボーカルはClap Your Hands Say Yeahを彷彿させる、
ヘロヘロスタイルで、一度好きになったら、
病みつきになる魅力を感じます。
2000年代の原点回帰したロックを経由して、
要約真価の解るようになったアルバムです。
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★★★★☆:超名盤
2010-06-14T12:03:34+09:00
ハオリン
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