新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
採点:★★★★★
総評:ロックンオペラの真骨頂
新年あけましておめでとうございます。
新春をことほぎ、謹んで皆様のご多幸をお祈りします。
ローカルCMでよく使われるフレーズを言ってみたかったハオリンです♪
本日は2010年の元旦に相応しいアルバムを紹介します。
それは、Queenのセカンドアルバム、『Queen II』(1973年)です。
これぞ、ワタシが末代まで伝えたい一枚です。
中学生の時、お小遣いとお年玉を貯め、
スーパーファミコンの誘惑さえも我慢して、
クイーンのアルバムを全部買い揃えました。
その中で、聴いた回数の最も多かったアルバムがこれです。
他のQUEENのアルバムと比較しても、
圧倒的に劇的な展開と重厚なコーラス、
ホワイト・サイド、ブラック・サイドに別れたコンセプチュアルな内容は、
もう見事としか言い様がありません。
俗に最高傑作と呼ばれている『オペラ座の夜』は、
オペラ・ロックの完結編というべきアルバムなので、
そのロック・オペラ期の真骨頂を感じるのは、
むしろこのアルバムであると自負しています。
特にメドレー形式のブラック・サイドこそが全盛です。
ちなみに、ワタシのクイーンおすすめアルバム5枚は、
『Queen II』、『A Day At The Races(華麗なるレース)』、
『Live Killers』、『Hot Space』、『Innuendo』です。
この5枚を聴けば、大体クイーンの歴史がわかるのではないかと思います。
クイーンはベスト盤なんぞ聴かずに、
是非ともアルバム単位で聴いて欲しいです。
最後に、ベースのジョン・ディーコンって、
いっつもホットパンツという印象があるのはワタシだけでしょうか?
PR
採点:★★★★★
総評:聴かずにはいられないッ!中毒性たっぷりの奇跡的アルバム!
物凄いペースで新作を出しまくってるJoan of arc。
その絶頂期は間違いなくこの3rdアルバムでしょう。
ちなみ「Live In Chicago 1999」ってタイトルですが、
ライブ・アルバムではありません。
展覧会で絵画を鑑賞したような芸術的コンセプト・アルバムです。
まさにジャケットの写真通りです。
これを頭の中で構想して、意図的に作り上げたのなら、
ティム・キンセラは間違いなく天才だと思います。
アンビエントな音響+アコギ・アルペジオが主体で、
しっとりした曲の中にティムの透き通る声。
ひたすら美しいようで、時に絶叫と囁きを同時に歌ってみせたり、
遊びや脱力をさりげなく入れてみたり。
それでいて100回聴いても、まだ何か理解出来ないような、
不思議な気分にさせられてしまうんです。
結果、「明日もう一回聴いてみよう」ってなっちゃう。
そんな絶妙な印象のまま、購入してから10年がたちました…。
だけど、決して古さや懐かしさを感じることなく、
聴くたびに新たな発見があって感動させられます。
それから、スピーカーとヘッドフォンで聴き比べてみると印象が全然違うんです。
これも名盤の重要なポイント。
是非100回聴いてください!
***
他の洋楽CDレビューも見る?
他の洋楽CDレビューも見る?
Built To Spill / Keep It Like A Secret
採点:★★★★★
総評:すべてのロック・ファンに捧ぐ
このブログ開始以来、初の満点獲得のアルバム。
それがこのBuilt To Spillの『Keep It Like A Secret』(1999年)に決まり。
これは意義なしといったところだろう。
見事としか言いようのないギター・アンサンブル、
そこらの「ポップ職人」には真似できない、卓越したメロディ・センス、
ひねくれ感、遊び心を忘れない安定したリズム隊
それにボーカル、ダグ・マートッシュのかすれた泣きの歌、
これは洋楽ロックの名盤の中でも稀代の傑作に違いない。
「遂にWEEZERに対抗できるバンドが現れた!」というのが、このアルバムの第一印象。
しかし何度か聴くうちに、パワポ/ギタポの枠で収めるには勿体無いぞってくらい、
独特の練り上げられたビルト・トゥ・スピル節ポップを感じさてくれる。
また、前編を通してギター、ベース、ドラムっていう、
基本的なバンドの形を崩さないところも、バンド・サウンドに対するこだわりを感じる。
ラフで荒々しいギターはダイナソーJrを彷彿させるんだけど、
そこまで潰れたファズの音じゃない。
太くて土臭い感じがあって、本当に独特で絶妙な歪み加減。
ギターの音だけでも、このアルバムを聴く価値があるかも。
1曲目”The Plan”、3曲目”Carry the zero”は超名曲。
Built to Spill - Time Trap: Live on Reverb (1999)
採点:★★★★★
総評:すべてのロック・ファンに捧ぐ
このブログ開始以来、初の満点獲得のアルバム。
それがこのBuilt To Spillの『Keep It Like A Secret』(1999年)に決まり。
これは意義なしといったところだろう。
見事としか言いようのないギター・アンサンブル、
そこらの「ポップ職人」には真似できない、卓越したメロディ・センス、
ひねくれ感、遊び心を忘れない安定したリズム隊
それにボーカル、ダグ・マートッシュのかすれた泣きの歌、
これは洋楽ロックの名盤の中でも稀代の傑作に違いない。
「遂にWEEZERに対抗できるバンドが現れた!」というのが、このアルバムの第一印象。
しかし何度か聴くうちに、パワポ/ギタポの枠で収めるには勿体無いぞってくらい、
独特の練り上げられたビルト・トゥ・スピル節ポップを感じさてくれる。
また、前編を通してギター、ベース、ドラムっていう、
基本的なバンドの形を崩さないところも、バンド・サウンドに対するこだわりを感じる。
ラフで荒々しいギターはダイナソーJrを彷彿させるんだけど、
そこまで潰れたファズの音じゃない。
太くて土臭い感じがあって、本当に独特で絶妙な歪み加減。
ギターの音だけでも、このアルバムを聴く価値があるかも。
1曲目”The Plan”、3曲目”Carry the zero”は超名曲。
Built to Spill - Time Trap: Live on Reverb (1999)
-HOME-