新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★☆
総評:円熟期を超えて再び始動
ハオリンです。
ブログの更新をサボっていたので、未聴のCDが増えまくっています。
しばらくは2010年発売のアルバムを中心に紹介します。
本日紹介するアルバムは、
Superchunkの『Majesty Shredding』(2010年)です。
なんと結成21年目、ノースカロライナ産の大ベテラン。
実に9年振りとなる9作目の作品です。
待ちに待ったというべきか、
もはや待っていたことすら忘れていて、
「え、もう新作出てたの?」って呆気にとられました。
しかも、リリースを知ったのは楽天レンタル。
発売日にレンタル可能作品になってるし…。
と、何だか肩透かしをくらってしまった一枚です。
ワタシの中でこのバンドは、
1997年の『Indoor Living』と1999年の『Come Pick Me Up』で、
ひとつのUSインディ・ロック界の頂点を極めたという印象があります。
その二作品の完成度があまりにも高過ぎたので、
続く2001年『Here's To Shutting Up』は、
脱ローファイして音質も良くなったぶん、
コンパクトにまとまり過ぎて、がっかりした記憶があります。
さてさて、肝心のこのアルバムの感想ですが、
予想通りバンド再始動的な、勢いのある内容になっています。
デモ音源みたいな音質で先行発売された、
"Learned to Surf"のバランスもだいぶ改善されてます。
ま、前作同様に上手くまとまり過ぎてる感は否めませんが、
9年振りの作品としては、大きく期待を裏切らない、
なかなか聴き応えのある作品ではないでしょうか。
音質がもうちょっとペナペナ(?)してたら、
随分と印象が変わったかもしれません。
特にギターの歪みと音圧が、イマイチワタシの好みじゃないです。
やっぱり、Superchunkがローファイがしっくりくると思います。
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