新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★★☆
総評:中毒性たっぷりのサイケ・インディロック
ハオリンです。
誰にも気付かれないように、こっそり更新再開します・・・。
さて、本日紹介するアルバムは、
Deerhunterの4thアルバム『Halcyon Digest』(2010年発表)です。
今年も既に残り2ヶ月余り、
Vampire Weekendの『Contra』は素直に今年の代表作とは言えず、
Foalsの『Total Life Forever』も飛び抜けて名盤とは言えず、
モヤモヤしたまま一年を終える予感がしていましたが、
ここに来てDeerhunterが頭ひとつリードという感じです。
ま、あくまでワタシの基準ですから参考にならないですが。
もはや絶滅しつつある、90年代後半のUSインディ・ロックを踏襲しながらも、
Velvet Undergroundやジョン・レノンさえ彷彿させる、
ノスタルジックなサイケデリック感と甘美なメロディがたまりません。
軽やかで気だるい曲の心地よさに身を委ねていると、
薄暗い部屋の隅から悪魔に手招きをされているような、
不思議な感覚に陥ります。
浮遊感のある、まるで白昼夢を見ているようなアルバムです。
こういうアルバムは何十回でも聴けちゃいますね。
間違いなく2010年のベストアルバム!!
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