新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★★★
総評:聴かずにはいられないッ!中毒性たっぷりの奇跡的アルバム!
物凄いペースで新作を出しまくってるJoan of arc。
その絶頂期は間違いなくこの3rdアルバムでしょう。
ちなみ「Live In Chicago 1999」ってタイトルですが、
ライブ・アルバムではありません。
展覧会で絵画を鑑賞したような芸術的コンセプト・アルバムです。
まさにジャケットの写真通りです。
これを頭の中で構想して、意図的に作り上げたのなら、
ティム・キンセラは間違いなく天才だと思います。
アンビエントな音響+アコギ・アルペジオが主体で、
しっとりした曲の中にティムの透き通る声。
ひたすら美しいようで、時に絶叫と囁きを同時に歌ってみせたり、
遊びや脱力をさりげなく入れてみたり。
それでいて100回聴いても、まだ何か理解出来ないような、
不思議な気分にさせられてしまうんです。
結果、「明日もう一回聴いてみよう」ってなっちゃう。
そんな絶妙な印象のまま、購入してから10年がたちました…。
だけど、決して古さや懐かしさを感じることなく、
聴くたびに新たな発見があって感動させられます。
それから、スピーカーとヘッドフォンで聴き比べてみると印象が全然違うんです。
これも名盤の重要なポイント。
是非100回聴いてください!
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