新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★
総評:バンド・サウンドを脱して、歌モノへシフト。
今日紹介するアルバムは、
「ボウイを一から聴き直そう」企画の5回目、
David Bowieの『Diamond Dogs』です。
まず、ジャケットの見た目からすると、
この辺がグラム絶頂期なんだと思っちゃうでしょう。
(ワタシはそう思っていました。)
だけど、このアルバムは、脱グラムスター的な歌モノのアルバムです。
ですから、ジャケットは妖怪みたいですが、中身は貴公子ボウイ様って感じっすよ。
今までのアルバムが、バンドサウンドの中心にボウイの存在があったのに対して、
これは完全にボウイが歌う為のバックバンドに徹しています。
変革期の渦中だったためか、
手探りのまま、色々なタイプの曲を詰め込んだような印象です。
ボウイの声も渋い低音と、初期の裏返り気味な高音が混在しています。
アルバム全体の出来としては、イマイチな気がしますが、
1曲、1曲を切り離して考えれば、結構いい曲が入っていると思います。
特に”Rebel Rebel”とかいいですよ。
ストーンズみたいで。
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