新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★☆
総評:ダンスロックで食傷気味のあなたに神聖なるフォーク!
ブランド物の紙袋はボロボロになるまで使います。
見栄っ張りなハオリンです♪
本日紹介のアルバムは、
Fleet Foxesのセルフタイトルのアルバム、
『Fleet Foxes』です。
たぶんファーストアルバムです。
サブポップの一押しバンドってことで、
硬派なインディロックを期待していましたが、
予想を見事に裏切られる、神聖なフォークサウンドでした。
でも、これが本当に素晴らしい!!
中世の世界遺産を見に行きたくなるアルバムです。
まるで教会で録音したかのような、
上に突き抜ける音響や、
ゴスペルのようなコーラス・ワークは、
ダンスロックばかりを聴き続けてきたワタシには、
混沌とした社会の中で照らす、一筋の光のように感じました。
まー、大袈裟ですが。
ともかくこのアルバムは間違いなく、
ワタシの中で今年のベストアルバムですね!
CSN&Yやサイモン&ガーファンクル好きにはもちろんおすすめですし、
たまに癒しの欲しくなる、多忙な現代人に是非とも聴いてもらいたいですね。
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採点:★
総評:何やってもいいの。だってKISSだもん。
近くのコンビニの店員!レジでおのれの腕さばきに酔ってんじゃねぇ!
自分に甘く、他人に厳しいハオリンです♪
さて、本日紹介するアルバムは、
KISSが現メンバーで、過去の名曲を新録音するという、
聴く前から迷盤の香りが漂うアルバムです。
その名も『地獄列伝 ~ニューレコーディング・ベスト~』
いくら人生折り返し地点を過ぎたワタシと言えど、
さすがにリアルタイムでKISSを聴いた世代ではありません。
ですから、これはKISSをきちんと聴くチャンスだと思い、
近くのツタヤでレンタルして参りました。
まず、一通り聴いてみた感想としては、
80年代を代表するようなHR/HMのバンドって、
KISSから多大な影響を受けてるんだなぁって思いました。
ボンジョビやDef Lappardっぽい曲が入ってるもんね。
それから、かろうじて高校生の時に買った、
『グレイテストKISS』と聴き比べてみたけど、
オリジナルを忠実に完コピしてるのに驚きというか、苦笑ですね。
ま、結局誰も買わないようなアルバムじゃないかなって気がしましたが、
やっぱりKISSって偉大なんだなぁとだけ思いました。
ちなみに、DMCのクラウザーII世がこのCDの解説をやっています。
採点:★★★
総評:ビートルズ的サイケデリック
朝の番組で「占いコーナー」が始まると、すぐにチャンネルを替えます。
ハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
Oasisの通算7枚目になる、
2008年発表の『Dig Out Your Soul』です。
現時点(2009年11月)でバンドの中心人物ノエルが脱退して、
メインボーカルだったリアムは、新バンドを結成するって話です。
もはや過去の遺作と化してしまったようなアルバムですが、
ようやくレンタルが解禁になったので、早速聴いてみることにしました。
ちなみにオアシスのアルバム一枚を通して聴いたのは、
1997年リリースの『Be Here Now』以来です。
あの頃、必死でチケット取って、武道館行ったよなぁ。
あれから、もう10数年かぁ…。
さてさて、このアルバムはビートルズの『Revolver』や、
『Sgt. Pepper's~』を彷彿させるような印象を受けます。
シタールを使ったり、テープの逆再生を使ったりと、
ビートルズ的なサイケデリックを踏襲している感じ。
オアシスっつうと、
必要以上に壮大なスケール感がどうも好きになれなかったのだけど、
このアルバムはギターソロみたいなものは出来るだけ排除して、
タイトでサイケデリックなグルーブを重視しています。
そんな中でも初期オアシスのキラーチューン的な、
”The Shock Of The Lightning”も入ってるし、
ハオリン的には凄くいいアルバムだと思います。
ま、ワタシが12年前に聴いた『Be Here Now』とは、
ギャラガー兄弟以外のメンバーが違うわけだし、
そりゃ全然違う感じになってるはずだよね。
ジャケットを見たまま通りの音って言えば、
一番わかりやすいのかも。