新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★★
総評:ノスタルジック・エレクトロニカ
PontaカードのPonta君凄く可愛い。
些細な事に癒しを求めてしまうハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
mum(ムーム)のデビュー・アルバム、
『Yesterday Was Dramatic』(2008年リリース)です。
このアルバムは、ワタシが愛して止まない、
ツタヤ長岡川崎店のポストロックコーナーで発見しました。
お店の紹介文によると、
アイスランドの首都レイキャヴィーク出身の4人組で、
ビョークやシガー・ロスと交流のあるというとのことです。
期待に胸を膨らませて聴いてみましたが、
何ともほんわかとしたエレクトロサウンドが実に心地良い!
Ponta君ばりにワタシを癒してくれました。
ノスタルジックなエレクトロサウンドに、
鍵盤ハーモニカ等の人肌を感じる楽器が控えめに乗っていて、
一日の締めくくりにベッドで聴きたくなるようなアルバムです。
時折聴こえてくる、タップダンスのようなリズムや、
2曲目のフラメンコ的なフレーズも面白いです。
曲のタイトルもノスタルジックな雰囲気を感じます。
後半にシューゲイザー風女性ボーカルの入った曲がありますが、
それはちょっとイマイチでした。
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採点:★★★★
総評:4000万枚のメガ・セールスはダテじゃない!
Pink Floydの『Dark Side Of The Moon』(邦題:『狂気』、1973年リリース)
もはや語り尽くされたアルバムなんでしょうが、
ワタシにとっては何だか敷居の高い音楽のような気がして、
なかなか聴けずにいました。
しかし、ワタシの好きなFlaming Lipsが、
先日この全曲をカバーしたアルバムを出しちゃったもんで、
どうせならオリジナルの方も聴いてみようと、
一念発起して聴いてみることにしました。
さて、ここ10日位、毎晩眠る前に聴いているのですが、
初めの頃と徐々に印象が変わってきています。
初日は、前半3曲位でウトウトしてしまい、
「70年代の刑事ドラマのエンディングテーマみたいな曲だな~。」
「意外とトランス・テクノ的な面白さがあるなぁ~。」
「電話のベルみたいなのがうるさいなぁ~。」
という、何ともテキトーな印象しか残っていませんでした。
3日目辺りから、
「何この、演奏の上手さ!全く隙が感じれないィィィィ!」
「ふるえるぞハート!燃えつきるほどヒート!!」
と、徐々(ジョジョ)に好印象に変わってきました。
やがて1週間が経ち、
1000回リピートで聴いても飽きが来ない歴史的名盤なんだと、
いつの間にか狂気中毒に成り果ててしまいました。
ワタシのような3分ポップで育ってきた貧弱者には、
なかなかこういう大作コンセプトアルバムは、
奥手になってしまいがちですが、
これをチャンスに、ピンク・フロイドの他のアルバムや、
キング・クリムゾンにも手を伸ばしてみたいと思います。
採点:★★★★
総評:サイケでドリーミーなファンタジーポップ!
ヒーハー!!ワールドカップ!!
…すみません。言ってみたかっただけです。
ブラマヨ小杉にゾッコンのハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
Animal Collectiveの『Merriweather Post Pavilion』(2009年)です。
こりゃあ、評判通りの名盤です!
前作の『Strawberry Jam』もなかなかの傑作でしたが、
こちらはよりエレクトロ度が増し、
幽玄な音響空間作りに重点が置かれいて、
終始脳内トリップ状態です。
それでいて、ローファイな質感もあって見事です。
まず、1曲目の”In The Flowers”がMercury Revみたいで、
ワタシのサイケデリックなツボを直撃し、
2曲目”My Girls”は、
ブライアン・ウィルソンを彷彿させる飄々としたボーカルと、
徐々に盛り上がってくる演奏にワタシのハートは撃沈。
3曲目”Also Frightened”では、
はサイケ期のビートルズにも通じるコーラスに興奮し、
後はひたすら身を任せてファンタジーの世界に浸りました。
1曲1曲に焦点を絞れば、
前作の『Strawberry Jam』の方が好みなんですが、
アルバム全体を通して聴くと、このアルバムの方が断然名盤ですね。
ツタヤレンタル・コーナーにありますので、
興味のある方は借りてみてくださいませ。
ちなみに、ワタシがこのCDを入手したのは、
見附市今町のひらせいのツタヤです。
あそこはコミックレンタルもあって、
ハオリン一家の巨大テーマパークです(笑)