新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★☆
総評:より正確で緻密になったダンスロック
顔のホクロから毛が生えてきました。。
ハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
The Musicの2008年に発売された3枚目のアルバム、
『Strength in Numbers』です。
アルバム毎にここまで印象の変わってしまうバンドも珍しいですね。
前作、『Welcome To The North』は、
ハードなギター・リフが特徴のハードロック的なアルバムでしたが、
今作はエレクトロニカを前面に取り入れた、
バスドラ四分打ち上等!なダンスロックに変化しています。
もはやファースト・アルバムと比べると、
グルーブが全くの別バンドになってますね。
ファーストで独特の一体感を生んでいたリズム隊が、
完全裏方に徹したリズムマシーンと化しています。
それは、それでカッコいいんですけど。
この変化を軌道修正と見るか、新しいステップと見るか微妙なところです。
ワタシは敢えて新しいステップとして受入れたいです。
歌は相変わらず、ペリー・ファレル的な魅力があるし、
これが無名のバンドのアルバムだと思えば、
かなりの傑作であることには間違いないです。
Musicみたいにファーストが売れたバンドは、
どうしても新作のハードルが高くなっちゃいますね~。
関連レビュー:『The Music / Welcome To The North 』
The Music - Drugs
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採点:★★☆
総評:耳馴染みの良い、ピアノ・エモポップ。
忘年会に向けて”声カッター”の練習をしています。
世界のハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
元Waking Ashland、現We Shot The Moonのキーボード兼フロントマン、
Jonathan Jonesのソロ・アルバム、
2009年リリースの『We Were Young』です。
Waking Ashland、We Shot The Moon共に初めて知ったバンドなもんで、
残念ながら内容の比較は出来ませんが、
今後それらも聴いてみようかなと思わせる良い内容でした。
まず肩の力が抜けすぎじゃないかってくらい、
全体を通してリラックス・ムードが伝わってきます。
全10曲で30分ってのも、サクっと聴けていいです。
曲も楽器も複雑だったり、危なっかしい部分は一切なく、
単純にいい歌を聴かせる、耳に優しいアルバムに仕上がっています。
ジャケットもすごく可愛いし、
アルバムタイトルもノスタルジックな気持ちにさせてくれて素敵です。
Jonathan Jones略して”ジョジョ”ってのもいいですね~。
Jonathan Jones - Passenger
採点:★★★★☆
総評:四方八方に広がるドリーミー・サウンド!
ハルヒの夏休みシリーズは、いつまで続くんですか??
ハオリンです♪
本日紹介する一枚は、
Mercury Revが2008年にリリースした7thアルバム、
『Snowflake Midnight』です。
昨日紹介したFoalsもかなりの傑作だったんだけど、
今日聴いたこのアルバムはそれを上回る完成度でした。
3回通してリピート再生してみたけど、
もはやこのアルバムには一瞬の隙も無いですよ。
すべての音が超絶妙なバランスの上に成り立っています。
Mercury Revの十八番である、幻想的オーケストラ・サウンドを、
今回は見事なエレクトロ・サウンドで表現しています。
それにジョナサン・ドナヒューの儚く甘い歌声が超マッチしています。
言葉での説明は簡単に出来るけど、
このバンドは物凄いことを成し遂げてますよ~!
こいつはもう「別世界」に連れて行ってくれるかのアルバムです。
こういうのをサイケデリックっつうんだね。
勉強になりました。
是非とも、いいヘッドフォンか、いいスピーカー、
しかも大音量で聴いて欲しいです。
四方八方からドリーミー・サウンドが攻めてきますから。
最後に耳寄りな情報。
この『Snowflake Midnight』と同時期に製作された、
『Strange Attractor』ってインストアルバムが、
オフィシャルサイトで無料配布されています。
クリックするだけでダウンロード出来るみたいですよ。
Mercury Revのオフィシャルサイトはこちら