新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★
総評:思ったほど小細工がなくて好印象
仮面ライダーディケイドの最終話、
全然完結していませんでしたね。
「あれ?最終話は次回だったのかな?」って思ったんですが、
なんと「この続きは劇場で!」ですって。
なんじゃそりゃー!映画館が無い田舎者はどうすりゃええんじゃ!
全く納得いかん!
取り乱しました。ハオリンです。
さて、本日紹介のアルバムは、
Kooksのセカンドアルバム『Konk』です。
前作の『Inside In Inside Out』に比べると、
曲のインパクトは3割減、でもアレンジの緻密さが3割増ですね。
ファースト・アルバムがバカ売れしちゃったバンドって、
大体セカンド・アルバムで、下手な小細工的シフトチェンジをして、
失速→解散しちゃうパターンが多いですよね。
その点、自分たちの音楽性を見失わずに、
進化しようというクークスの姿勢には好感が持てます。
長い目で見れば、いいアルバムでしょう。
あと、前作も感じたのだけれども、
ギターの音、フレーズがカッコいいんです。
The Kooks - Always Where I Need To Be
採点:★★★★
総評:デイヴ・フリッドマン効果が◎
山に行くと必ず変な虫に顔を刺されます。
ハオリンです。
本日ご紹介する一枚は、
Lowの『The Great Destroyer』です。
このアルバムはKrankyからSub Popに移籍し、
デイヴ・フリッドマンを共同プロデューサーに迎えた
米ミネソタの3人組ロウによる2005年発表の7thアルバムです。
実のところLowのアルバムは、
スティーヴ・アルビニプロデュースの
2001年発表の『Things We Lost in the Fire』以来、
本当に久しぶりに聴きました。
その『Things We Lost in the Fire』に比べると、
全く対照的な印象を持ちました。
『Things We Lost in the Fire』が、
暗く淡々と、心に染み入るような生音の、
スロウコア的なアルバムなのに対して、
この『The Great Destroyer』は、
アグレッシブで、ゴージャスな、
スケール5割り増しポップという感じです。
でも表面的な表現の手段は違えど、
アランとミミのハーモニーによる本質的な「歌心」は、
やっぱりLowならではのものに違いないと思います。
ただ、単純にこっちのアルバムの方が好きですね。
まず何よりギターの歪んだ音がかっちょええし、
本来バスドラが入る空間を効果的に生かして、
壮大なスケールに仕上げている気がします。
Monkey - Low