新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
採点:★★☆
総評:適度に荒削りなアルバム
芋・栗・カボチャに目がありません。
ハオリンです♪
さて、本日のアルバムはシカゴのポストロックバンド、
Tortoiseの通算6枚目となるアルバム、
『Beacons Of Ancestorship』です。
2004年の『It's All Around You』以来約5年ぶりオリジナルアルバム。
はて、本当にTortoiseなのか?
もしかしてTortoiseのパクリバンドじゃない?
ってのが第一印象です。
Tortoiseにしては、判り易いような印象を受けました。
Tortoiseのイメージっつうと、
無駄が無く緻密な曲で、
冷静インテリジェンスな演奏、
さらに、膝カックンされたような変拍子が魅力的だったんですが、
このアルバムからはそれらをあまり感じませんでした。
曲を練り込む以前の「衝動的」な部分だけで、
アルバムを作ったような気がします。
これが吉と出るか、凶と出るかでしょうが、
私には残念ながら凶でした。
Tortoiseってバンドならば、
もっとそれぞれの曲を煮詰めてった方が、
結果的にいいアルバムになったんじゃないか?
そういう勝手な気持ちになりました。
実のところ、Tortoiseのアルバムは、
熱心に聴き込んだ印象がありませんが、
パッと聴きの印象の判断では、
『Standards』や『TNT』の方が良かった気がします。
『It's All Around You 』はイマイチ印象に残ってません。
PR
3年振り、通算7作目となるBuilt to spillの新作リリースが決まりました!
2009年10月06日発売予定、
タイトルは『There Is No Enemy』です!
皆さんの力でいっぱいCDを買って、
今度こそBuilt to Spillを来日させましょうぜ!
→詳細記事はこちら
↑ジャケットはこんな感じです。
採点:★★★☆
総評:いい曲がいっぱい詰まっている
シルバーウィークって何ですか?
ハオリンです。
本日紹介するアルバムは、
ロンドン出身の5ピースロック・バンド、
Cajun Dance Partyの『Colourful Life』です。
元スウェードのバーナード・バトラーがプロデュース。
このアルバム発売当時メンバーは17歳(!)だそうです。
パッと聴いた印象では、
ベルセバっぽいと感じましたが、
所々の歪んだギターのフレーズが、
何とも若々しさを象徴していて良い感じです。
曲も無垢で荒削りな印象ですが、
それがこのアルバムの最大の魅力でしょう。
大人の汚れをまだ知らない、
怖いもの知らずのティーンですね。
多少青臭いアレンジの曲もありますが、
30代に突入したアタシのにとっては、
「ちょっと背伸びしている10代の若者」って感じの可愛らしさが伝わってきて、
心をくすぐれているような気分です。
何だか甘酸っぱい青春を感じさせてくれます。
ま、10代バンドだってことを抜きにしても、
ものすごく可能性を秘めたバンドだと思います。
この手の若くして注目されたバンドは、
やたらとメディアに持ち上げられて、
次回作が大コケするのが定説ですが、
このバンドはそうならないように、
温かく見守ってあげたいものです。
アタシが10代の頃に聴いてみたかったアルバムですね。
Cajun Dance Party / Colourful Life