新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★
総評:平和を願うことの、理想と現実
本日紹介するアルバムは、
A Perfect Circleの3rdアルバム、
『Emotive』です。
A Perfect Circleは、TOOLのヴォーカリスト、メイナードの別バンドです。
今作から、元SMASHING PUMPKINSのジェイムス・イハが参加しています。
このアルバムは、全曲が反戦を意図したカバー曲で構成されてます。
("Imagine"と、”What's going on”意外は原曲を知りませんが。)
特にジョン・レノンの"Imagine"は、絶望的なアレンジになっています。
ただ、ひたすらに虚しくなる曲が、淡々と続きます。
平和に対して楽観的な理想を抱くだけでなく、
しっかりと悲惨な現実を直視して反戦を願え!という、
とても複雑な気分にさせられる内容です。
やはり、キレイ事だけ訴え続けるだけでは、
いつまで経っても平和な世界はやって来ない。
改めて、そんな思いに胸が詰まるようなアルバムでした。
↑すごくよく出来てます。ぜひご覧下さい。
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採点:★★★★★
総評:ロックンオペラの真骨頂
新年あけましておめでとうございます。
新春をことほぎ、謹んで皆様のご多幸をお祈りします。
ローカルCMでよく使われるフレーズを言ってみたかったハオリンです♪
本日は2010年の元旦に相応しいアルバムを紹介します。
それは、Queenのセカンドアルバム、『Queen II』(1973年)です。
これぞ、ワタシが末代まで伝えたい一枚です。
中学生の時、お小遣いとお年玉を貯め、
スーパーファミコンの誘惑さえも我慢して、
クイーンのアルバムを全部買い揃えました。
その中で、聴いた回数の最も多かったアルバムがこれです。
他のQUEENのアルバムと比較しても、
圧倒的に劇的な展開と重厚なコーラス、
ホワイト・サイド、ブラック・サイドに別れたコンセプチュアルな内容は、
もう見事としか言い様がありません。
俗に最高傑作と呼ばれている『オペラ座の夜』は、
オペラ・ロックの完結編というべきアルバムなので、
そのロック・オペラ期の真骨頂を感じるのは、
むしろこのアルバムであると自負しています。
特にメドレー形式のブラック・サイドこそが全盛です。
ちなみに、ワタシのクイーンおすすめアルバム5枚は、
『Queen II』、『A Day At The Races(華麗なるレース)』、
『Live Killers』、『Hot Space』、『Innuendo』です。
この5枚を聴けば、大体クイーンの歴史がわかるのではないかと思います。
クイーンはベスト盤なんぞ聴かずに、
是非ともアルバム単位で聴いて欲しいです。
最後に、ベースのジョン・ディーコンって、
いっつもホットパンツという印象があるのはワタシだけでしょうか?