新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Folk Implosion / The New Folk Implosion
採点:★★★
総評:落ち着いたSebadoh
ローファイ界のカリスマとか、
元ダイナソーJrのメンバー(再結成したけどね)とか、
なかなかかっちょいい肩書きのあるLou Barlowと、
特に肩書きの無いJohn Davisによるお遊び的プロジェクト。
それにしても、ルー・バーロウって、
Sebadohやったり、sentridohやったり、ソロ出したり、超多作。
ものすごく曲作りが好きなんだろうな。
さて、このアルバムは前作「One Part Lullaby」から4年ぶりとなる作品。
2003年発売。
今作は相棒のJohn Davisが抜け、新たにギターとドラムの二人が加わった。
前作までのような、遊び心満点のローファイ宅録ポップとは異なる、
どっしりとしたバンドサウンド。
でも不思議なことに歌のメロディは、
確かに今までのFolk Implosionなんだな。
まあバンドとはいえ、終始ルー・バーロウ色は全開。
他のメンバーも曲を作って、歌ってるセバドーとは比べ物にならない。
弾き語り系の曲の比率も高めだし、
ルーの歌も全編に渡って真剣直球な感じ。
物悲しいルーの声も、90年代オルタナ風のバンドアレンジもいいから、
おすすめだね。
Brand of Skin - Folk Implosion
採点:★★★
総評:落ち着いたSebadoh
ローファイ界のカリスマとか、
元ダイナソーJrのメンバー(再結成したけどね)とか、
なかなかかっちょいい肩書きのあるLou Barlowと、
特に肩書きの無いJohn Davisによるお遊び的プロジェクト。
それにしても、ルー・バーロウって、
Sebadohやったり、sentridohやったり、ソロ出したり、超多作。
ものすごく曲作りが好きなんだろうな。
さて、このアルバムは前作「One Part Lullaby」から4年ぶりとなる作品。
2003年発売。
今作は相棒のJohn Davisが抜け、新たにギターとドラムの二人が加わった。
前作までのような、遊び心満点のローファイ宅録ポップとは異なる、
どっしりとしたバンドサウンド。
でも不思議なことに歌のメロディは、
確かに今までのFolk Implosionなんだな。
まあバンドとはいえ、終始ルー・バーロウ色は全開。
他のメンバーも曲を作って、歌ってるセバドーとは比べ物にならない。
弾き語り系の曲の比率も高めだし、
ルーの歌も全編に渡って真剣直球な感じ。
物悲しいルーの声も、90年代オルタナ風のバンドアレンジもいいから、
おすすめだね。
Brand of Skin - Folk Implosion
PR
Dinosaur Jr / Beyond
採点:★★★
総評:ギター弾きまくり
グランジ/オルタナ・シーンを支えた伝説的バンドがオリジナル・メンバーで復活。
このメンバーでのアルバムは『Bug』以来18年ぶり。2007年発売。
アタイがダイナソーJrを知ったときには、
既に「Dinosaur Jr.=J.Mascisのソロ」だったから、
Jとセバドーのルーが同じバンドでやるってのは逆に新鮮な感じ。
ダイナソーJrは、ずっと大好きなバンドではあったんだけど、
アルバムを最初から最後まで聴いた記憶がないんだ。
どうも、あの弾きまくりの爆音ギターが苦手なの。
最初の数曲は、超かっこいいと思うんだけども、
後半に長いギターソロがあったりすると、
耳が疲れて曲を飛ばしてしまうんだ。
このアルバムはいかがなものかと思っていたけど、
思ったよりも全然聴きやすかった。
だって、ドラムもベースもJが演奏してるんじゃないもんね。
当然だけど、初期のアルバム、「Bug」に近いような感じ。
ただ、ルー・バーロウ色があんまりないのが残念。
ルーが歌ってる曲でも、ギターがJだと、そっちに耳が行っちゃうね。
やっぱり「Dinosaur Jr.=J.Mascis」になっちゃうんだなぁ。
これほど個性の強いギターと声の持ち主は他には見当たらないし、
ダイナソー未体験の人も、一度は聴いてみる価値ありよ。
採点:★★★
総評:ギター弾きまくり
グランジ/オルタナ・シーンを支えた伝説的バンドがオリジナル・メンバーで復活。
このメンバーでのアルバムは『Bug』以来18年ぶり。2007年発売。
アタイがダイナソーJrを知ったときには、
既に「Dinosaur Jr.=J.Mascisのソロ」だったから、
Jとセバドーのルーが同じバンドでやるってのは逆に新鮮な感じ。
ダイナソーJrは、ずっと大好きなバンドではあったんだけど、
アルバムを最初から最後まで聴いた記憶がないんだ。
どうも、あの弾きまくりの爆音ギターが苦手なの。
最初の数曲は、超かっこいいと思うんだけども、
後半に長いギターソロがあったりすると、
耳が疲れて曲を飛ばしてしまうんだ。
このアルバムはいかがなものかと思っていたけど、
思ったよりも全然聴きやすかった。
だって、ドラムもベースもJが演奏してるんじゃないもんね。
当然だけど、初期のアルバム、「Bug」に近いような感じ。
ただ、ルー・バーロウ色があんまりないのが残念。
ルーが歌ってる曲でも、ギターがJだと、そっちに耳が行っちゃうね。
やっぱり「Dinosaur Jr.=J.Mascis」になっちゃうんだなぁ。
これほど個性の強いギターと声の持ち主は他には見当たらないし、
ダイナソー未体験の人も、一度は聴いてみる価値ありよ。
Marching Band / Spark Large
採点:★★★
総評:最近、「ポップ職人」が多過ぎないか?
「ポップ職人」って何だよ。
ニュアンスはわかるんだけどさ。
調べてみたのを簡潔に説明すると、
「卓越したメロディセンスの持ち主であると共に、
リスナーの気持ちを理解できる」のがポップ職人だそうです。
へー、勉強になった。
さて、このMarching Bandはスウェーデン出身の二人組。
超良質なポップアルバムです。
スウェーディッシュ・ポップ的なオシャレ感もところどころ感じますが、
基本的にはshins辺りのインディ・ポップの匂いがプンプンします。
アコギのアルペジオを多様した爽やかなバンドサウンドに、
シロフォン、マリンバ、バンジョー、ヴィブラフォンなどを重ねています。
この辺のポップに徹している感じ、とても良いと思います。
それに耳に優しい、囁くような歌とコーラスが乗っかっています。
さすが天才ポップ職人だけありますな。
しかし残念ながら、集中して聴けたのは半分くらい。
後半はポップ過ぎて、飽きてきちゃいました。
ベルセバもシンズも、先月レビューしたピンバックも、
最初は感動的に素晴らしいんだけど、後半飽きてくるんだよねぇ。
一曲、一曲はすごくいいんだけど、連続して聴くと、くどくなる。
いっそ、曲数を半分くらいにしてくれた方が高得点かも。
「ポップ職人のアルバムは後半飽きる」
これがアタイの定説になりつつあります。
Marching Band - For Your Love
採点:★★★
総評:最近、「ポップ職人」が多過ぎないか?
「ポップ職人」って何だよ。
ニュアンスはわかるんだけどさ。
調べてみたのを簡潔に説明すると、
「卓越したメロディセンスの持ち主であると共に、
リスナーの気持ちを理解できる」のがポップ職人だそうです。
へー、勉強になった。
さて、このMarching Bandはスウェーデン出身の二人組。
超良質なポップアルバムです。
スウェーディッシュ・ポップ的なオシャレ感もところどころ感じますが、
基本的にはshins辺りのインディ・ポップの匂いがプンプンします。
アコギのアルペジオを多様した爽やかなバンドサウンドに、
シロフォン、マリンバ、バンジョー、ヴィブラフォンなどを重ねています。
この辺のポップに徹している感じ、とても良いと思います。
それに耳に優しい、囁くような歌とコーラスが乗っかっています。
さすが天才ポップ職人だけありますな。
しかし残念ながら、集中して聴けたのは半分くらい。
後半はポップ過ぎて、飽きてきちゃいました。
ベルセバもシンズも、先月レビューしたピンバックも、
最初は感動的に素晴らしいんだけど、後半飽きてくるんだよねぇ。
一曲、一曲はすごくいいんだけど、連続して聴くと、くどくなる。
いっそ、曲数を半分くらいにしてくれた方が高得点かも。
「ポップ職人のアルバムは後半飽きる」
これがアタイの定説になりつつあります。
Marching Band - For Your Love