新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★☆
総評:何故、ポストロックに歌を乗せるととイマイチになるのか?
柿の種4つにピーナッツ一粒の割合で食べるのが最高です。
全然大掃除をする気が起こらない、ハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
おなじみのツタヤ長岡川崎店でレンタルした、
Japanese Sundayの『Taps Taps Lights Out』(2008年リリース)です。
音はポストロックとカオテッィクエモの中間に位置するような感じです。
ただ、ボーカルがちょっとイマイチって感じました。
カオティックエモと呼ぶには、若干もの足りなさが残りますし、
逆に歌入りポストロックにしては、少々雑な印象を受けます。
演奏やアレンジも、まだまだ成長過程という感じです。
ディレイ一本槍のギターフレーズで、すぐに飽きてきます。
(なんか偉そうなこと言って申し訳ありません。)
ただ、インディロック魂は強く感じ取れますので、
これからもっと成長していって欲しいと思います。
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採点:★☆
総評:ヒットを狙う気満々の、メジャー・サウンド。
本屋で平積みの雑誌を買うときは、上から2番目を取ります。
小さいことを気にするハオリンです。
本日紹介するアルバムは、
カナダはオンタリオ出身、
ヴァイオリニストを擁する4ピースのポップ・ロック・グループ、
Article Oneの日本デビュー作『Colors and Sounds』(2006年リリース)です。
カナダのバンドで、メンバーにバイオリンっていうと、
Arcade Fireを連想してしまいますが、
これは、ダンス・エモって感じですね。
声も綺麗だし、メロディも物凄くわかり易い。
バイオリンもさり気なく曲に溶け込んでるし、
演奏やフレーズも、そこまで悪い感じはしません。
でも、この超メジャーな音質はいただけません。
一曲目のイントロから、こりゃ失敗したなぁって感じ。
「大ヒット狙ってます!」っていう雰囲気がどうも苦手です。
わかりやすいものを、浅く広くっていう、
アイドルみたいな売り出し方は、
逆にコアな音楽ファンの人の耳には届かないもんだと思います。
だからと言って、こういう「洋楽ロック入門」的なアルバムは、
いつの時代も必要なのかもしれません。
採点:★★★☆
総評:ニューゲイザーならぬ、ローゲイザー。
「東京ドーム何個分」という例えには、全然ピンときません。
小さいことが気になるハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
英米でカルト的な人気を誇ると言われている、
アトランタ出身の5人組、
Deerhunterの3rdアルバム『Microcastle』(2008年発表)です。
このアルバムは、
ワタシの行きつけのツタヤの、
輸入盤レンタルコーナーでレンタルしました。
ツタヤさんの紹介文によれば、
ニューゲイザー(多分ネオ・シューゲイザーみたいもの)が、
どうのこうのと解説されていましたが、
一通り聴いた感じ、あまりそういう感じはしませんでした。
どちらかと言えば、初期のFlaming LipsやYo la tengoに近いですね。
つまりローファイでサイケデリックな感じです。
でも、轟音ギターとフィードバック音、
ボソボソっと歌うボーカル、
それに靄(もや)がかかったが音質が特徴的だから、
その辺はやっぱり、シューゲイザー的なのかな。
でもでも、ドラムの音は、割と抑揚があって、生音に近い分、
シューゲイザー独特の無機質な印象を消している気もします。
その辺の絶妙なバランスが、このバンドの最大の魅力なんでしょうね。
要するに、片足をローファイ・ロックに突っ込んで、
もう一方をシューゲイザーに突っ込んでいる感じなので、
ローゲイザーといったところでしょうか!
ワタシうまいこと言った!
それにしても、こんな割とマニアックな内容のアルバムを、
ツタヤでレンタル出来るなんて思ってもみませんでした。
インディロック好きな方には、間違いなくオススメのアルバムです!