新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★☆
総評:ヒットを狙う気満々の、メジャー・サウンド。
本屋で平積みの雑誌を買うときは、上から2番目を取ります。
小さいことを気にするハオリンです。
本日紹介するアルバムは、
カナダはオンタリオ出身、
ヴァイオリニストを擁する4ピースのポップ・ロック・グループ、
Article Oneの日本デビュー作『Colors and Sounds』(2006年リリース)です。
カナダのバンドで、メンバーにバイオリンっていうと、
Arcade Fireを連想してしまいますが、
これは、ダンス・エモって感じですね。
声も綺麗だし、メロディも物凄くわかり易い。
バイオリンもさり気なく曲に溶け込んでるし、
演奏やフレーズも、そこまで悪い感じはしません。
でも、この超メジャーな音質はいただけません。
一曲目のイントロから、こりゃ失敗したなぁって感じ。
「大ヒット狙ってます!」っていう雰囲気がどうも苦手です。
わかりやすいものを、浅く広くっていう、
アイドルみたいな売り出し方は、
逆にコアな音楽ファンの人の耳には届かないもんだと思います。
だからと言って、こういう「洋楽ロック入門」的なアルバムは、
いつの時代も必要なのかもしれません。
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