新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★
総評:最近珍しい、男臭さを感じさせるバンド。
道路渋滞の先頭にはきっとワタシがいます。
ちょっとでもカーブがあるとブレーキを踏むハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
最近珍しい、泥臭いロック・サウンド聴かせてくれるバンド、
Kings of Leonの4thアルバム『Only by the Night』(2008年)です。
骨太で必要最低限の楽器しか使わないバンドサウンド、
そこに男の色気ムンムンを感じさせるしゃがれたボーカルが素敵です。
このバンドのいいところって、
王道スタジアムロックのようでありながら、
等身大の音を出そうっていう姿勢を崩さないところだと思います。
前作の『Because of the Times』より一層、
その姿勢は顕著に表れている気がします。
アルバムの作り方次第では、U2みたいになりそうなんですが、
敢えてスカスカな内容にしているところが何とも好印象です。
ミニマルフレーズのベースが心地よいグルーブ感を出していて良いです。
長岡に居ながら、アメリカ南部の荒野を感じる不思議なアルバムです。
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採点:★★★★
総評:2010年代、初の名盤。
横山光輝の『三国志』、武将の見分けがつきません。
ハオリンです。
本日紹介するアルバムは、
オックスフォード出身の5人組Foalsの2ndアルバム、
『Total Life Forever』(2010年)です。
前作の『Antidotes』はマスロック的人力トランスっていう、
どちらかと言えば無機質な印象のアルバムでしたが、
こちらは80年代なファンキーな曲あり、優しさ溢れるバラード曲ありと、
随分と人間の体温が感じられる内容に変化しています。
前作の狭く深い路線を踏襲しても、かなりの名盤になったと思いますが、
これからのバンドのキャリアを考えれば、
こんな風に世界観をぐっと広げるような内容にして正解だったと思います。
とは言っても、初めて聴いたときは、
バンドとしての表現力は申し分ないのに、
歌の比重やスタイルが前作と全然違うもんで、
もうちょっと歌が上手けりゃなぁと、
かなりのマイナス評価でした。
でも、5回位聴いてみて、
このヘロヘロな歌こそがこのバンドの最大の魅力なんじゃないの?
って感じ始めた途端に、中毒性のあるアルバムに変わりました。
前作が即効性のあるアンチドーツ(解毒剤)ならば、
今作はジワジワ効いてくる中毒作用があるってことで、
2枚を聴き比べても面白いですね。
採点:★★★☆
総評:せめて"Carrot Rope"を入れて欲しかった…。
ブログ更新を4ヶ月以上サボっていました。
懸賞サイトでipodを当てようと企んでいるハオリンです。
さて、今日は久々のリハビリ的更新ですので、
手っ取り早く、PAVEMENTのベストアルバムを紹介します。
タイトルは『Quarantine the Past: The Best of Pavement』(2010年)です。
自称、PAVEMENTの大ファンを謳ってきたハオリンですが、
初めて聴く曲が幾つかあって驚きです。
とは言っても、既に何十回と聴いてきた曲が殆どなので、
新たな感動って感じではありませんでした。
全曲リマスターらしいのですが、
そこまでオリジナルと大差が無いかなっていう印象です。
選曲も大きく期待を裏切る事も無く、
まあまあ妥当かなぁって感じを受けました。
でも、こんな風に一枚に凝縮するくらいならば、
各アルバムを個別に聴いた方が、
よりPAVEMENTの魅力を堪能出来る気がします。
それから、傑作のラストアルバム、『Terror Twilight』からは、
”Spit On A Stranger ”の一曲のみってのが残念です。
せめて"Carrot Rope"も入れて欲しかった…。