新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★
総評:ブリットポップ全盛期のUKに突如現れた、骨太ロック・サウンド
月末、集金の時期になると取引先を回るんですが、
毎回、話が変に盛り上がってしまい、
帰るタイミングを何度も逃してしまいます。
お茶で膀胱がパンパンになってしまうハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
グラストンベリー出身のバンド、Reefの2ndアルバム、
『Replenish』(1995年リリース)です。
ちなみに2009年に再結成を発表しています。
90年代、ワタシは主にアメリカのバンドの音楽を聴いてきました。
単純にオルタナ/グランジに絶大な影響を受けてたってのもありますが、
他にもうひとつ理由があります。
それは、高校時代の英語クラスで、イケテルグループのコ達が、
ブリットポップ(オアシス、ブラー、スウェード等)を絶賛していたからです。
そこで、変な反骨精神が生まれ、イギリスのバンドを拒否するようになったのです。
普段ロックすら聴かないようなコ達が良いって言う位だから、
オアシスだの、ブラーだのは、ただのアイドル的な存在でしかないと思っていました。
実際、そのコ達から、オアシスの『モーニング・グローリー』を借りましたが、
ベタベタなメロディと歌詞が受付けず、全然いいとは思いませんでした。
そんなアンチ・ブリットポップなワタシでしたが、
密かに購入して聴いていたアルバムが2枚ありました。
ひとつはRadioheadの『The Bends』(1995年)、
もうひとつは本日紹介するReefの『Replenish』(1995年)です。
この『Replenish』というアルバム、
曲のフレーズ自体はものすごくシンプルなんですが、
グルーブ感たっぷりな、超かっこいいバンド・サウンドを聴かせてくれます。
ベースなんて、ワタシでも出来るんじゃないかと思うくらい、
必要最低限しか聴こえてきません。
そこに、当時のイギリスのバンドでは、
到底ありえなかった、男臭くソウルフルなゲイリーの歌が乗っかって、
ワタシのハートは完全に奪われました。
アルバムごとに聴き比べれば、
セカンドの『Glow』(1997年)の方がワタシの好みなんですが、
当時受けた、イギリスも捨てたもんじゃないっていうインパクトは忘れられません。
Radioheadの『The Bends』なんかより全然、かっこいいと思いましたから。
本日超久々に聴いてみた訳ですが、
ゆっくりめの曲を聴いていると、
やっぱりFreeの影響が強いんだなぁと感じました。
Reefってバンド名もそこからきているらしいですよ。
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採点:★★★
総評:Weezerの『Red Album』かと思った。。
飲会の席で「アイツ、いい意味で裏切ってくれたよねぇ~」って類の言葉を聴くと、
妙にイラっとしてしまいます。
30過ぎたらイライラするハオリンですぅ♪
さて、忘年会を無事に済ませた本日紹介するアルバムは、
Sugar Rayが2003年にリリースした5作目、
『In the Pursuit of Leisure』です。
このアルバム、はっきり言ってWeezerの『Red Album』みたいです(笑)
声もどことなくリバースっぽい気がするんですが。
Sugar Rayを聴くのは、1999年発表のセカンド、『14:59』以来ですが、
いつの間にかこんな変化を遂げていたとは・・・。
Sugar Rayっていうと、筋肉夏男の熱いミクスチャーってイメージだったんですが、
このアルバムはものすごくスッキリした、
エスニックなアコギ・サウンドがメインになっています。
メロディもちょっと物悲しくて、
夏の夕日を眺めながらのドライブに最適な感じです。
これは隠れたウィーザー的な名盤ですよ。
しかしビックリするのが、
このアルバムがリリースされたのは2003年なんです。
現在は一体どんな変化をしているのか気になります。
是非とも『Red Album』と聴き比べていただきたい。
採点:★★★
総評:ツインピークスを思い出す。
おっす、おらハオリン!
2次会のカラオケで”ロマンティックあげるよ”を歌ったぞ!
改めまして、ハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
Portisheadの10年振りとなるサードアルバムで、
タイトルもそのまま『Third』です。
1997年、深夜のBEAT UKで観た、
”All Mine”のPVは衝撃的でした。
こんなにも、寝付の悪くなる音楽があるんだなと、
恐怖すら感じたのを覚えています。
そのPVに登場していた少女のインパクトがあまりにも強かったので、
てっきりその少女がボーカルだと思っていました。
あれから12年、
てっきり解散したのかと思っていたPortisheadですが、
いつの間にか3rdアルバムをリリースしていました。
残念ながら、傑作と言われている2nd『Dummy』はCDが聴いたことがないので、
1st『Portishead』との比較しか出来ませんが、
1stに比べると、恐怖度、暗さ、重さが減り、
随分と聴き易くなっているような印象を受けました。
それから、何だかロック色が強くなったような気がします。
ソニックユース的というか、トラウトロック的ですね。
あとは、1stを聴いた時は、全く感じませんでしたが、
歌声はビョークみたいです。
最後に、これはワタシだけかもしれないんですが、
ポーティスヘッド聴くと、ドラマ『ツインピークス』を思い出しませんか?
何て言うか、雰囲気が似ているんですよ、
ロードハウスで歌っているクラブ歌手と(笑)。
ついでにワタシが恐怖した、”All Mine”のPVも是非観てください。