新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
採点:★★★
総評:ポスト、モデスト・マウス? スーパーチャンク?
メガネ店の店先で、メガネを洗っているサラリーマンを見ると、
なんだか切ない気持ちになってしまいます。
小さい事が気になるハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
米インディ・シーンの超新星、
One For The Teamのセカンド・アルバム、
『Build It Up』(2008年発売)です。
はじめに申し上げておきますが、USインディロック好きは必聴です!
特に、Modest MouseやSuperchunkが好きな人は絶対気に入るはずです。
このバンドを一言で説明すると、
男女の混声とキーボードがフィーチャーされたギター・ポップなのですが、
そのメロディや声が何とも、Modest Mouse、Superchunk的なんです。
大袈裟かも知れませんが、
ワタシはこういうアルバムに出会う為に、
春からいろんバンドのCDを聴きまくったのだと思います。
USグランジ/オルタナから派生していった、
90年代後半のUSインディ・ロックを引継ぐ要素を、
このバンドは十分に持ちあわせている気がします。
2000年代に入り、インディロックと言えばUKという時代になってきていますが、
まだまだ、USインディも捨てたモンじゃないなと感じさせてくれます。
だって、UKからはこういうアルバムを作れるバンドが出てこないんですから。
ま、音楽がネットで行き来する時代ですから、
UKが上だの、USが下だのと言うのは無意味なんですが、
ワタシの中ではやっぱり、ふたつの国の間に、
越えられないインディ・ロックの垣根があるのを、
このアルバムを聴いて感じました。
PR
採点:★★★
総評:癒しを求めて・・・。
ストリートビューで長岡が見れるようになりました。
ワタシが写っていないか確認中のハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
ブライアン・イーノが1977年に発表した、
『Before & After Science』です。
癒しを求めてブライアン・イーノとは、何とも安直な感じですね。
しかもアンビエントの作品じゃなくて、歌入りのアルバムを選ぶあたりが、
脱ロック出来ない保守的なワタシらしいです。
ま、このアルバムを聴こうと思った一番の理由は、
癒しの名曲、”By This River”が入っているからなんです。
さて、一通り聴いてみましたが、
前半はTalking Headsみたいですね。
中盤に進むにつれて、激しさを増していくような感じです。
後半6曲目辺りからは、
アンビエント一歩手前みたいな、
しっとりとした感じに変化していきます。
そんで、8曲目が待ちに待った”By This River”です。
ラストを飾る10曲目も幻想的な音で素晴らしい。
レコードのA面、B面を意識して作られたアルバムであることは、
十分理解出来ますし、
わずか10曲の中でポップ~パンク~アンビエントへとシフトしていく流れは、
見事としか言い様がありません。
これは絶対、名盤です。
それにしても映画、『息子の部屋』はつまんなかったですね。
主題歌の”By This River”が良すぎて、
期待しすぎちゃったかなぁ。
採点:★★★
総評:最近珍しい、良質UKギターポップ
『キャプテン翼』に登場するキャラクターの、
顔と名前がいまだに一致しません。
岬太郎クンが好きなハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
英べクスヒル出身の5人組、
Mumm-Ra(マムラ)のデビューアルバムにして、ラストアルバム、
2007年リリースの『These Things Move In Threes』です。
これは、なかなかいいギターポップ・アルバムです。
ちょっと捻くれ感がありながらも、
王道なアレンジとメロディが超いい感じです。
ボーカルはCajun Dance Partyに近い感じの、
繊細で優しい声の持ち主で、
それもまたUKギタポならではという印象を受けました。
残念ながらこのバンド、
2008年4月に解散を発表しているので、
次作は期待出来ませんが、
ギタポ・ファンには絶対ウケるアルバムでしょう。