新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★
総評:どんなに内容が良くっても、迷盤は迷盤。
豆を撒いた後の床掃除の虚しさったらないです。
数日間はいろんな所から豆が出現するし。。
節分ブルーのハオリンです♪
本日紹介するアルバムは、
ポストグランジの代表格、
Bushのセカンドアルバム、
『Razorblade Suitcase』(1996年)です。
このBush、日本ではイマイチ認知度が低めだと思うんですが、
ファーストアルバム『SIXTEEN STONE』は、
全米だけで600万枚以上を売り切った大ベストセラーです。
意外かも知れませんが、
OasisやRadioheadより先に米国市場を制覇したUKバンドこそ、
このBushなんです。
そして、本日紹介するセカンド・アルバムも全米初登場1位を記録しています。
何故こんなに大ヒットしたかって、
一番の理由はやはり、
NIRVANAに似てるからでしょう。
ワタシ、ファーストの『SIXTEEN STONE』は100回以上聴きました。
”Machinehead”のイントロが弾きたくて、ギターの練習もしました。
いくらNIRVANAに似ているからとは言っても、
曲の構成がしっかりしているところはUKっぽいし、
メンバーにギタリストが二人いるので、
ギターの絡み具合も、NIRVANAとは全然違います。
ですから、「これはNIRVANAと別の方向性を持ったバンドだ」と、
自分を納得させながら聴きまくりました。
さてさて、このセカンドアルバム『Razorblade Suitcase』ですが、
はっきり言って「あちゃー、やっちゃったなー」って感じです。
止めときゃいいのに、
プロデューサーにスティーブ・アルビニを起用。
これじゃファースト以上に、NIRVANA臭がプンプン。
ファーストが『Nevermind』なら、
このセカンドは、まさに『In Utero』。
さすがにこの流れには、当時17歳のワタシも呆れてしまいました。
今回、久々に聴いてみたら、
内容はそんなに悪くないなって思いましたが、
やっぱり、当時のインパクトは凄かったので、
これは迷盤ですね。
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