新潟県長岡市よりひっそり発信中。
ロックの名盤・迷盤を探しています。
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Sunny Day Real Estate / Rising Tide
採点:★★★★
総評:これ以上の神懸かりバンドは現れない
2000年発売の4枚目のアルバム。
紛れもなく大傑作。
いろんな感情を揺さぶられる、
まさに「エモ」の完全形である。
「エモ」と言っても、
現在広く一般に使われているような、
その辺のメロコア・バンドや、ギター・ロックバンドがちょこっと進化したような、
安っぽいジャンルの「エモ」のことじゃない。
まだジャンルとして確立されてない頃の、
アンダー・グラウンドなロックの形容の一部としての、
文字通り感情に訴えかける「エモ」である。
サニー・デイ・リアル・エステイトは、
そういった”本来”のエモ・バンドの代表格である。
個人的には、『Diary』(ファースト)〜『ピンクアルバム』(セカンド)の、
いかにも「お金をかけていません!」って出来のアルバムが好きだけど、
完成度では、このアルバムと『How It Feels to Be Something On』(サード)に軍配があがる。
『How It Feels to Be Something On』は文句のない最高傑作だが、
この『Rising Tide』の完成度は、もはや神の領域である。
聴いた瞬間に「もうこのバンドで、次のアルバムはないな。」
という直感が働くほどの、いい意味でのお手上げ状態。
躍動感、高揚感、絶望感、幸福感、、、
すべての感情が詰め込んであるアルバムである。
後にこのバンドの主要メンバーでFire Theftを結成するが、
バンド・アンサンブルとしての真骨頂は未だこのアルバムにある。
Sunny Day Real Estate 'Killed By An Angel'
採点:★★★★
総評:これ以上の神懸かりバンドは現れない
2000年発売の4枚目のアルバム。
紛れもなく大傑作。
いろんな感情を揺さぶられる、
まさに「エモ」の完全形である。
「エモ」と言っても、
現在広く一般に使われているような、
その辺のメロコア・バンドや、ギター・ロックバンドがちょこっと進化したような、
安っぽいジャンルの「エモ」のことじゃない。
まだジャンルとして確立されてない頃の、
アンダー・グラウンドなロックの形容の一部としての、
文字通り感情に訴えかける「エモ」である。
サニー・デイ・リアル・エステイトは、
そういった”本来”のエモ・バンドの代表格である。
個人的には、『Diary』(ファースト)〜『ピンクアルバム』(セカンド)の、
いかにも「お金をかけていません!」って出来のアルバムが好きだけど、
完成度では、このアルバムと『How It Feels to Be Something On』(サード)に軍配があがる。
『How It Feels to Be Something On』は文句のない最高傑作だが、
この『Rising Tide』の完成度は、もはや神の領域である。
聴いた瞬間に「もうこのバンドで、次のアルバムはないな。」
という直感が働くほどの、いい意味でのお手上げ状態。
躍動感、高揚感、絶望感、幸福感、、、
すべての感情が詰め込んであるアルバムである。
後にこのバンドの主要メンバーでFire Theftを結成するが、
バンド・アンサンブルとしての真骨頂は未だこのアルバムにある。
Sunny Day Real Estate 'Killed By An Angel'
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Gomez / How We Operate
採点:★★★★
総評:傑作だ。もっと評価されるべき。
ゴメスの事はあまり詳しくは知らないんだけど、
確かフロントの3人が全員ボーカルみたいなバンドだったかな。
一人がパールジャムみたいな野太い感じで、
一人がイギリスのバンドによくいそうな優しい声で、
もう一人はよくわからん。
一粒で2度、3度美味しいようなバンド。
ゴメスを初めて聴いたのは10年以上前。
新宿のタワレコの半額ワゴンの中で見つけたシングルだった。
曲名は忘れたなぁ。
第一印象はパールジャムがひねくれたロックをやってるって感じ。
このアルバムも、2年前にHMVの「3枚買うと20%OFF」で、
別にたいして欲しくなかったけど、ついでの一枚として買った。
たしかその時は、
Built to Spillの「You in Reverse」と、
Modest Mouseの「We Were Dead Before the Ship Even Sank」
が目当てだったんだ。
…と、前置きが長くなったけど、
1曲目の「Notice」、2曲目の「See the world」と、
たて続けに名曲の香りがプンプンしますぞ。
その後も、好きな事を、自分たちのスタンスでこなしている感じ。
いい曲を作るツボを心得ているし、
また、それを飽きさせずに聴かせる技量も、遊び心もある。
単なるヒネクレ者のロックじゃないぜ。
バラエティー豊富な曲が入っているんだけど、
比率ではカントリー・テイストのものが多いかな。
演奏もちょっとジャム・ロックっぽさがあるね。
どんなことやってもサマになってるんだから、すごいバンドだぜ。
最近の若手ロック・バンドがワンパターンに聴こえてしまう、
ロック離れしつつあるアラサー世代に聴いてもらいたいな。
Gomez - Notice
採点:★★★★
総評:傑作だ。もっと評価されるべき。
ゴメスの事はあまり詳しくは知らないんだけど、
確かフロントの3人が全員ボーカルみたいなバンドだったかな。
一人がパールジャムみたいな野太い感じで、
一人がイギリスのバンドによくいそうな優しい声で、
もう一人はよくわからん。
一粒で2度、3度美味しいようなバンド。
ゴメスを初めて聴いたのは10年以上前。
新宿のタワレコの半額ワゴンの中で見つけたシングルだった。
曲名は忘れたなぁ。
第一印象はパールジャムがひねくれたロックをやってるって感じ。
このアルバムも、2年前にHMVの「3枚買うと20%OFF」で、
別にたいして欲しくなかったけど、ついでの一枚として買った。
たしかその時は、
Built to Spillの「You in Reverse」と、
Modest Mouseの「We Were Dead Before the Ship Even Sank」
が目当てだったんだ。
…と、前置きが長くなったけど、
1曲目の「Notice」、2曲目の「See the world」と、
たて続けに名曲の香りがプンプンしますぞ。
その後も、好きな事を、自分たちのスタンスでこなしている感じ。
いい曲を作るツボを心得ているし、
また、それを飽きさせずに聴かせる技量も、遊び心もある。
単なるヒネクレ者のロックじゃないぜ。
バラエティー豊富な曲が入っているんだけど、
比率ではカントリー・テイストのものが多いかな。
演奏もちょっとジャム・ロックっぽさがあるね。
どんなことやってもサマになってるんだから、すごいバンドだぜ。
最近の若手ロック・バンドがワンパターンに聴こえてしまう、
ロック離れしつつあるアラサー世代に聴いてもらいたいな。
Gomez - Notice
Neil Young / Living With War
採点:★★★★
評価:やっぱ潔い!これぞ大物!
ニール・ヤングって、青春をオルタナティブに捧げたアタイにとって、
神様みたいな人である。
そもそもオルタナティブというジャンルは、
この人から派生したと言っても過言ではない。
もはやニール・ヤングについて語ることは何もない。
何をやったって、許されるミュージシャンである。
今回のアルバムは大合唱とトランペット、
あと、ギターが一本、ベース、ドラムであります。
なんという、潔い編成、潔い音でありましょうか。
最後の曲の演奏無しの大合唱は圧巻です。
アルバムのタイトルや曲名から察すると、
歌詞も政治色の強いんだろうと思う。
反戦、反ブッシュ的な内容なんだろう。
それにしても、超個性的なギターの音だよなあ。
ぱっと聴きは、オクターブファズっぽいんだけんど。
フェンダーのアンプをフルテンにしたら、
こんな風になるんかいな?
普通のバンドでこの音を出したら、
他の音の中に埋もれちゃって聴こえない気もするけどね。
採点:★★★★
評価:やっぱ潔い!これぞ大物!
ニール・ヤングって、青春をオルタナティブに捧げたアタイにとって、
神様みたいな人である。
そもそもオルタナティブというジャンルは、
この人から派生したと言っても過言ではない。
もはやニール・ヤングについて語ることは何もない。
何をやったって、許されるミュージシャンである。
今回のアルバムは大合唱とトランペット、
あと、ギターが一本、ベース、ドラムであります。
なんという、潔い編成、潔い音でありましょうか。
最後の曲の演奏無しの大合唱は圧巻です。
アルバムのタイトルや曲名から察すると、
歌詞も政治色の強いんだろうと思う。
反戦、反ブッシュ的な内容なんだろう。
それにしても、超個性的なギターの音だよなあ。
ぱっと聴きは、オクターブファズっぽいんだけんど。
フェンダーのアンプをフルテンにしたら、
こんな風になるんかいな?
普通のバンドでこの音を出したら、
他の音の中に埋もれちゃって聴こえない気もするけどね。