Animal Liberation Orchestra / Fly Between Falls
採点：★
総評：ツ○ヤ川崎店のお薦めにはロクなものがない

動物愛護団体と関係ありそうなバンド名だよね。
メンバーの一人がジャック・ジョンソンと同じ大学の同じ寮なんだってさ。

一言で言うなら、ファンキーなジャム・バンド。
それ以上でも、それ以下でもない。
ツ○ヤじゃ、「オーガニック」って紹介のされ方だったけど、
それも解らんでもないかな。

こういう、好き勝手にやるバンドって、
どうしても一人よがり（バンドよがり）になるよね。
それがリスナーの心象にピッタリ当てはまればいいのだけど、
そうじゃない人には、ウザい単調な音楽以外の何物でもない。
少なくとも、アタイには、若干ウザく聴こえたな。
演奏は上手なんだけどさ。

そういう印象が終始付きまとって、
非常に聴くのが面倒なアルバムだった。

何故、ツ○ヤはこのアルバムを推薦したのか判らぬが、
そんなにたいした名盤ってわけじゃない。

一部のジャムバンド・マニアと、
ジャック・ジョンソンのファンが聴けばいいって程度。

Mika / Life In Cartoon Motion


採点：★
評価：売れ線ポップ・アルバムってこんなもん？

今日は久々に二日酔い。
中学校の時の同級生と長岡の駅前で朝まで飲んでしまった。

さて、FM新潟でもヘビー・ローテーションの
「Grace Kelly」を含むMikaの（たぶんデビュー）アルバム。
フレディー・マーキュリーが歌っているようなあの曲である。
（しかも微妙に「Killer Queen」っぽい気がする）

もちろんあんまり期待はしていなかったのだが、
その低いハードルをさらに下回る音楽だった（笑）

いろんなジャンルに中途半端に手を出すから、
結局何を表現したいのかサッパリわからん。
しかもメロディーが抜群にいいってわけでも、
何かしら斬新なアプローチがあるわけでもない。
過去にいくらでもあったような曲ばかり。

アレンジもつまらんのだけど、特に気に入らないのは、
バラード曲（７、１１、１２曲目）がメタル／ＨＲ風なこと。
なんだか聴いてるこっちが恥ずかしくなってくる。

どんな曲でもこなせるっていう器用さが、
完全に仇になってる。
それとも、一般的なポップス系歌手のアルバムってこんなもん？？

まるで歌の上手い人のカラオケを聴かされてるみたいだ。

どうせなら、全曲「Grace Kelly」みたいな、
エンターテイメント超重視みたいなアルバムにして欲しかったな。

Mika - Grace Kelly (live)