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新潟県長岡市よりひっそり発信中。 ロックの名盤・迷盤を探しています。
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採点:★★★★☆
総評:中毒性たっぷりのサイケ・インディロック


ハオリンです。
誰にも気付かれないように、こっそり更新再開します・・・。

さて、本日紹介するアルバムは、
Deerhunterの4thアルバム『Halcyon Digest』(2010年発表)です。

今年も既に残り2ヶ月余り、
Vampire Weekendの『Contra』は素直に今年の代表作とは言えず、
Foalsの『Total Life Forever』も飛び抜けて名盤とは言えず、
モヤモヤしたまま一年を終える予感がしていましたが、
ここに来てDeerhunterが頭ひとつリードという感じです。

ま、あくまでワタシの基準ですから参考にならないですが。

もはや絶滅しつつある、90年代後半のUSインディ・ロックを踏襲しながらも、
Velvet Undergroundやジョン・レノンさえ彷彿させる、
ノスタルジックなサイケデリック感と甘美なメロディがたまりません。

軽やかで気だるい曲の心地よさに身を委ねていると、
薄暗い部屋の隅から悪魔に手招きをされているような、
不思議な感覚に陥ります。

浮遊感のある、まるで白昼夢を見ているようなアルバムです。
こういうアルバムは何十回でも聴けちゃいますね。

間違いなく2010年のベストアルバム!!

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採点:★★★★☆
総評:絶妙なバランスが織り成す、官能的アンサンブル


『探偵!ナイトスクープ』は、いやらしい番組だと思っていました。
長原探偵が好みのハオリンです♪

本日紹介するアルバムは、
1977年にリリースされたTelevisionのファーストアルバム、
『Marquee Moon』です。

ちなみに今ワタシの手元にあるものは、
2003年に再発されたリマスター音源で、
ボーナストラック5曲が追加されたものです。

初めてTelevisionを聴いたのは、
1998年に発売されたベスト盤だったんですが、
その時は全然良さが理解出来ませんでした。

ヴェルヴェット・アンダーグランドを祖とする、
NYのアンダーグラウンド・シーンを正統に受け継いだ伝説的パンクバンドってことで、
てっきりSonic Youthみたいなノイジーなものを想像していました。

ところが、肝心のギターはペナペナしているし、
それに加えてボーカルが超ヘロヘロと、
大きく期待を裏切られたもんで、
2、3曲聴いて、ずっとCD棚に入ったままになっていました。

そんな感じで、あまりいい印象のないバンドだったんですが、
Vampire WeekendやClap Your Hands Say Yeahを聴いていたら、
妙に気になってきたもので、
今回このアルバムに絞ってじっくり聴いてみようと思った次第です。

何を今更って感じでしょうが、このアルバムは超名盤ですね。

きっちり左右に分かれた2本のギターの絡み合いは何とも官能的で、
ハイハットが特徴的なドラムに、メロディアスなベースが重なって、
もはや完璧としか言えない様な演奏です。

また、それらが決してゴチャゴチャせずに、
スカスカな音でまとめられているのが妙に心地よいです。
曲の構成がシンプルなのも洗練された感じがして見事です。

ボーカルはClap Your Hands Say Yeahを彷彿させる、
ヘロヘロスタイルで、一度好きになったら、
病みつきになる魅力を感じます。

2000年代の原点回帰したロックを経由して、
要約真価の解るようになったアルバムです。


採点:★★★★☆
総評:電子ノイズコラージュとアコースティックの実験的融合


『ナニワ金融道』の登場人物、”肉欲棒太郎”の名が頭から離れません。
ハオリンです♪

本日紹介するアルバムは、
Joan Of Arc2000年リリースの4thアルバム
『The Gap』です。

プロデュースは準メンバーのケイシー・ライス。
レコーディングはジョン・マッケンタイア所有のスタジオだそうです。

むむむう。これはハオリンの人生を変える傑作です!

上手く説明できないんですが、
物凄く複雑な事をやっているはずなのに、
聴こえてくるのはスカスカな隙間だらけの音。

思いっきり緻密に計算して凝りまくったノイズ的サンプリング音を、
アコースティックな音質の中でスッキリとクリアに表現しているんです。
前衛的なんだけど、全くそれを感じさせないんです。

このアルバムの中にあるのは、虚無に満ちた透明な空間で、
アコギの弦一本一本、ドラムの一音一音、
ティムの一言一言が脳内に巡ってきます。

曲はもはや原型を留めずに崩壊したような感じですが、
そこにティム・キンセラのアンニュイな囁きが乗っかると、
完成度の高い不思議なバランスを生み出すんです。

”聴く”アルバムじゃなくて、頭の中を”巡る”アルバムなんです。
これをインディ・レーベルに所属したバンドが出しちゃうんだもんなぁ。
そう考えただけでも鳥肌ものです。

もう音楽というより芸術作品です。
こりゃぁ、聴かなきゃ損ですよ~。

Joan Of Arc - Me And America Or The United Colors Of The Gap


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ハオリン
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 CDレビューのブログで始めたつもりが、いつの間にか戯言日記と化してしまいました。何卒お付き合いください。
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